地震を知らないという人はほぼいません。簡単に説明すると、地面が揺れているという自然現象のことです。より詳しく説明すると、近く内部で密着している岩盤がずれることによって発生する大きな振動のことを指します。地震の規模はマグニチュードという数値で表記されます。
よく、地震を表す時に「震度」もしくは「マグニチュード」と表記されますが、この2つは全くの別物です。簡単に言うのなら、マグニチュードは地震の規模のことであり、震度は我々が生活をしている際に発生する揺れのことです。なので、マグニチュードの数値が大きくても震源地が遠かった場合、その影響は少なくなるので震度は低くなるのです。
よくテレビで震度3だの震度6だのと聞きますが、具体的にどのようなものなのかということをご存知でしょうか。震度1や2は「あ、揺れたかな?」と感じる程度の揺れであり、はっきりと揺れを感じるのが震度3、そして地面に亀裂が入る可能性があるのが震度5、さらに強い震度になると立つことも困難になる他、水道管やガス管が破壊してしまう可能性もあります。
最も多いのが火災です。揺れの際に何らかのアクシデントでガスが漏れ、そこから引火して火事が発生するというケースは多いです。火事は他の家屋に燃え移ると被害が甚大になるため、できるだけ予防に努めましょう。
火災に次いで多いのが、家屋倒壊です。また、家屋倒壊まで行かなくても揺れがひどい場合は家の中の家財道具が揺れにより倒れて散乱したり、家財道具の下敷きになってしまうこともあるため、極めて危険です。
海の近くに住んでいる人限定ですが、津波によって甚大な被害を被ることもあります。地震予測サイトなどでも津波の規模を予測しているサイトは多いです。津波による被害は非常に強力であり、大規模な被害が発生しやすくなります。
こちらは山付近限定の災害です。土砂崩れによって木々も一緒に流れてくるため、頑丈な家屋も粉砕されるほどの被害が発生する可能性があります。土砂崩れが予測される場合は大急ぎで避難しましょう。